ネパールはアスタムコットにある パーマカルチャー*農場でできた自然な材料のみをつかって、素朴な木彫りの容器の一つ一つまで すべて手作りされた上等な蜜ろうのリップクリームです。もともと、ネパールでパーマカルチャーを広めてこられた、オーストラリア人Judi女氏が、自分のためにつくっていたレシピを そのままみなさんにお届けします。
成分と効能
■ビーワックス
高山の薬草の花から蜜を吸う野生のミツバチがつくる特別のものを使っています。
自然の蜜ろうは飴色で、はちみつのような甘い香りがします。豊富に含まれるビタミンB類は、肌を滑らかにし、すぐれた保湿効果があります。それに殺菌効果のあるフラボノイド、プロポリスなどを始め、身体によい微量成分を多く含んでいます。
現地でもその薬効でたいへん珍重されており、ピュアな原料ですから唇にはもちろん、目の周りや毛先など、どこでも使えます。
2002年の新レシピから、みつろう従来の養蜂のものから、野生のミツバチのビーワックスに変えました。
アスタムコットの近郊の森で、野生のミツバチから蜂蜜を集めるハニーハンターの人々は、 蜂が巣を蜜でいっぱいにする季節になると、蜂を追ってヒマラヤ山麓の森を巡り、断崖に営巣する野生のミツバチの巣を採取して、蜜や蜜蝋を集めて暮らしています。
蜂を追うのも、崖を蔓で作った梯子で降りて巣を取るのも、蜜を絞り、蜜蝋を精製するのも、全て身一つ、手作業で行います。
香りもまろやかで深みがある上質な蜜蝋が採れます。
■サンフラワーオイル
ひまわりの種を絞って作られる さらりとしたオイル。
抗酸化作用の働きをもつビタミンEや リン、カリウムなどのミネラルを多く含み、またオレイン酸、リノレン酸など、皮脂にしっとりと馴染む成分が 唇を保護、そして艶やかな潤いをあたえます。
■高山シャクナゲの精油・・・2002年の秋からの新レシピに配合されています。
ネパールは、しゃくなげが国花にもなっているほど、さまざまな種類のシャクナゲが自生する地域です。
これは、その中でもカシミールからチベット南東部の標高3300-5000mの高山に分布する種類の「Rhododendron anthopogon」というシャクナゲの花枝から採れる精油です。
ネパール語でスンパテ(金の葉)、ドゥピー(線香)と呼ばれ、枝の先をお香として焚くこともあります。
森の中の空気のような、甘さと涼感のある深みのある香りがします。
ネパールでは、くしゃみや鼻のむずがゆさを沈静させるのに使われています
価格 1,000円(税別) 10g
*全て天然の素材を使用していて、保存料など一切使っていないので、品質保持のため、夏期は販売を限定しています。
デリケートな性質のご理解頂き、冷暗所で清潔に保存願います。
パーマカルチャーとは?
オーストラリアで始まった くり返す自然の再生を利用した有機農法。