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モンモリロナイト粘土で・しみ抜きと柔軟剤


粘土の原石


1000の用途があると言われる粘土〔モンモリロナイト)ですが、そのなかから、お役立ち情報をもうすこし。

○ねんどをしみ抜きに。
数年前、うちで「ボディクレイ」のなにかをこぼしたことがあり、すぐ拭き取ったのですが、見えないところにそのまま残っていた部分があって、しばらくして気がついて拭き取ったら、その跡だけ新品みたいに白くなっていたことがあったのです。
我が家の床は 年季が入った古いフローリングで、かなり黒っぽかったので、驚いてしまいました。
それ以来、家具の汚れ落としとか、布の染み抜きなどにもねんどを使っています。

わたしは自転車のチェーンによく裾を巻き込んでしまうのですが、グリースで真っ黒に汚れて、洗濯でもとれないのが、ねんどのソープをこすりつけて置いて、しばらくして濯ぐととれちゃうんですね。
驚きです。(長く置きすぎると、色まで抜けることがあるので注意)

ねんど(と言っても、ボディクレイで使っているナトリウム・モンモリロナイトという種類の粘土)には、色を吸着する働きもあって、インクなどにねんどの粉を入れて実験すると、色素は粘土に吸着されて、インク自体は透明になってしまうそうです。
同様に、食用油をきれいにするのにも使われているようです。

○ねんどを柔軟剤に。
洗濯の濯ぎにこのタイプのねんどを少量入れると、洗濯物が固くならないし、吸水力も衰えません。
濯ぎでなくとも、入浴剤入りのお風呂の残り湯を洗濯に使っても効果はあります。
特に、タオルや布おむつ、布ナプキンには、ぴったり。

ボディクレイなら、どれでも効果がありますが、洗濯用にするにはちょっと高いので、安い「ねんどの粉(新潟産)」で、ペットボトルなどに薄い粘土水を作っておき、上手に利用していただきたいと思います。〔ねんどは少量でいいので、これで、10〜20回の濯ぎに使えると思います)

木綿のタオルなどは何度も洗っていると固くなってきますね。
日本粘土学会の書物によると、あれは最後の濯ぎ水にも残っている不純物が 繊維間にたまっていき ノリのようになって繊維を固めるせいだそうです。

このタイプの粘土(モンモリロナイト=スメクタイト属)が入っていると、その不純物は粘土に吸着されて、繊維の表面には残らない、それで綿布は硬くならず、吸水力も損なわれない、という訳だとか。

綿布の硬化現象に対するこの粘土の防止作用が〔科学的に?)明らかになったのはわりと最近のことみたいですが、ヨーロッパではすでに20年以上前から洗剤に粘土を配合して、柔軟洗剤として利用しているということでした。

私の実験では、革製品なども、ねんどのソープで水洗いすると硬くなりませんでした。

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